ドイツの田舎で自家製キムチを作ってみる

先日、日本人から手作りのキムチを頂き、食べてみたところ日本で売っている市販のものよりも辛くて美味しいではありませんか!

ドイツでも少し大きな街にいけばアジアンスーパーがあって、キムチを買うことができる。しかし、田舎にそんなたいそうなものはない!Amazonでキムチの素を購入できるのかもしれませんが、それじゃあつまらない。

他の人にも作れるなら、自分でもきっと作れるはずだ!と、いうことでキムチを作ってみました。

材料

材料分量
白菜 (Chinakohl)半分 700g
りんご1/4, 芯を切った状態で50g
にんにく1片, 皮なし7g
生姜1片, 皮なし7g
小さじ2, 10g (5gで良かったかも)
ニンジン1本
青ネギ適量

白菜はドイツなら安く買えるし、キムチ作り放題ですね!

トウガラシ粉はFernebergで購入しました。白菜はChinakohlと呼ばれます。

白菜の塩漬けを作る

まずは白菜を半分に切ります。そして、それを3分の1になるように縦に切ります。で、食べやすいサイズになるように横方向に切ります。

いただいたキムチは根本から葉の先まで一本になっていましたが、食べるときに切るのは結構大変なので先に食べやすいサイズに切ることにしました。

冷蔵庫内で場所を取るのが嫌なので、今回は袋に詰めていきます。そして、塩を振って全体に良く混ざるようにモミモミします。

このあと3時間ほど放置します。なぜならこのとき、リンゴが家になかったのでお昼ご飯を食べ、珈琲を飲んで休憩し、買い物に行ったのちに子供と遊んでいたためです。。。30分以上は置いた方が良いと思います。

ニンジンを見つけたので、千切りにして袋に入れました。こちらは本来は塩漬けにする必要はなかったらしいです。トウガラシ粉と混ぜるときに使うとか。

キムチの素を作る

しょうが、にんにく、リンゴはこんな感じで綺麗にしておきます。

ミキサーにかけるので、リンゴはもっと小さく切って入れました。

ミキサーがない場合は擦り下ろしても良いかと思います。

最初は容器に入れようと思っていたので以下のように入れてみました。ネギも入れても良いらしい、ということで入れてみました。この時は辛さがわからなかったので、トウガラシ粉はEdelsüßの大さじ3のみです。

混ぜないといけないので、結局袋にいれてモミモミ。

白菜の水を取ってキムチの素と混ぜ合わせる

さて、3時間ほど置いた白菜です。写真だとわかりにくいかもしれませんが、かなりの水分が出ています。

袋にいれたまましぼったり押したりして、水切りをしたのですが、白菜のうまみも出てしまうか?と思ったので、ざるにあけました。

ここで味見をします。しょっぱかったので、全体を水で濡らして塩分量を少なくしました。塩分は食材に関係なく、全体の重さの0.8%になるようにするとちょうど良いと言われますので、今回でいうと5.6gで良かったかもしれません。辛さも入るので小さじ1の5gで十分かも。

これをキムチの素としっかりと合わせます。

全然辛味がなかったので、ここで材料の箇所に記載している、少し辛めのトウガラシを大さじ2追加しました。最初から辛いトウガラシだけでも良かったかもしれません。リンゴが多めなので、この段階では少し甘めに感じます。リンゴが入っているため、ニンニクの風味もちょっと弱いかも。

このキムチを冷蔵庫で置いておきます。

自家製キムチの味は!?

さて、1晩おいたキムチはどうなったかな?

1晩でもなかなか良い色合いです。食べてみると芯に近い方はそんなに漬かっておらず、辛味も少なめ。しかし、葉っぱの方はニンニクの香りもしっかりとついて、辛味もまあまあ。3日ほどおくとさらに美味しくなること間違いなし!

漬けたての時はリンゴの甘さが際立っていた気がしましたが、きっとうま味に変わったのでしょう。ニンニクの風味も良い感じになりました。ニンニクと生姜は、もう半分追加しても良いかもしれません。

市販のキムチよりは美味しく作れました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました