ドイツでLidlというスーパーに行くとDoradeという魚をよく見ることがある。Doradeはヨーロッパヘダイというらしい。日本ではスーパーに行くと色々な種類の魚が売っているが、少なくとも南ドイツではスーパーに売っている魚の種類は少ない。
これがタイというだけあって、本当にめちゃめちゃウマいのです。ビールを片手に、ワインを片手に、無言になって貪り食うくらいおいしいです。
これがそのDorade。値段は1Kgで13.99ユーロ。これは558gで7.81ユーロです。
魚を選ぶときは、目の色が黒くないもの、透明なものをできるだけ選ぶようにしています。そっちの方が新鮮そうだからです。
うろこ取り
今までは包丁でウロコをとっていましたが、スプーンでとるとスムーズに取れました。水を流しながら、両面のうろこをしっかりと取ります。皮もおいしく食べれるため、しっかりと取ることをオススメします。
内臓とエラを取り除く
うろこ取りが終わったら、内臓とエラをとりのぞきます。基本的には内臓は入っていませんが、以下のように取り残しがあったりするので、臭みを少なくするためにもキッチンペーパーなどでとりましょう。
このエラも取り除きます。アゴの部分を切り離すと、取り除きやすいです。
このようになります。
塩をまんべんなく振って臭み取り
ものによっては、すでに味付けされている魚も売られています。しかし、臭み取りをしていないようで。なので、ドイツで味付けしてある魚はハーブ類でマスキングしているだけ、と思った方が良いです。魚の独読な匂いは残っています。
味付けされているものは全部落として、臭み取りした方が良いと思います。
臭みをとるため、魚にまんべんなく塩を振ります。こんな感じ。
で、20~30分おいておくと、臭い水が出てきます。魚の下にこのように臭い水が。そのため、キッチンペーパーを下に敷いてから置いておいた方が良いかも。
キッチンペーパーを上にあてると、このように濡れますので、しっかりと水けをとりましょう。
切り込みを入れてオーブン焼きにする
焼く前に魚に切り込みを入れます。これで、中に火が通りやすくなりますし、食べるときに皮が簡単に取れるので食べやすいです。十字にするよりも、以下のように切り込みを入れた方が食べやすいです。
脂が沢山出るので、クッキングシートにいれます。そして、岩塩を全体に強めにかけます。
200度に熱したオーブンにいれて25分間放置します。大きさによって、焼き具合が異なるので、オーブンの電源を切った後に5分置いておいたりすることもあるでしょう。出来上がりはこちら。
皮をもう少しカリカリにするために、220度に熱したオーブンに20分いれて、余熱で5分~10分おくようにした方が良いかな、と思いました。
脂がとてもすごいので、油はキッチンペーパーに吸わせてから食卓に出しましょう。
ケラービールとともにいただきました。美味。
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