日本では月曜日は燃えるゴミ、火曜日は燃えないゴミ・・・などと曜日によって出せるゴミが決まっている。ゴミ収集車が来る前にゴミを出しにいかないといけないし、ゴミがそこまで溜まっていないけど、次のタイミングになるとゴミが溜まりすぎる気がする。そのため、少し少ないけどゴミ出ししておこうかな、と考えることもあるでしょう。
面倒くさい。疲れて朝にゴミを出せない人もいるかもしれない。
ドイツのゴミ収集の予定ってどうなってんの
日本の分別は結構細かいが、ドイツでも細かい。しかし、上記のような問題はドイツでは起こらない。我が家では、地下に駐車場があり、そこに大きなゴミ箱がおいてあります。
青は紙ごみ。黒は一般ごみ、つまり燃えるゴミ。茶色はBioゴミ、つまり生ごみや木材などの自然のもの。
地域によって多少の違いはあると思うのだけど、基本的にこの3種類はあるはず。黄色のゴミ箱も地域によってはあるとか。
常に地下に置いてあるので、出し忘れるということがなくなります。好きな時間にいって、捨てればOK。
赤ちゃんのオムツを変えていると、すぐにゴミ箱がいっぱいになるので、たまったら捨てに行ける環境はとても助かります。
Bioゴミについては、そのまま捨てることはせずに、紙に包んで捨てます。Bioゴミ用の紙ごみ箱がスーパーに売っているけども、濡れるし、弱い。それを買うなら、新聞紙にくるんで捨てる方が良い。我が家では、新聞紙で簡易ゴミ箱を作って、そこに生ごみを入れて、たまったら捨てに行く。
冬は凍るので、最初に捨てる人は新聞紙を厚めにして捨てないと凍ってゴミが出てこなくなるので注意。
プラスチックと段ボール
私の住宅では、プラスチックを捨てるためのゴミ箱がない。そのためWertstoffhof、つまりリサイクルセンターというかゴミ収集場に自分で行って、専用の緑色のビニール袋をもらう必要がある。
前に住んでいた家の地下には、このビニール袋が設置してあったのですが、現在の家にはない。少々面倒だけど、このビニール袋が3,4つたまったら捨てに行ってます。それまでの間、地下の倉庫においておくのです。
牛乳パックなど、外は紙だけど中身が銀色の保護パックになっているようなものもこの緑のビニールの中にいれます。紙ごみではないので注意。間違えて紙ごみのゴミ箱に入れると、ゴミ収集の人が気づいた場合、ゴミを回収してくれないらしい。気を付けないと、他の住民の迷惑になります。経験者は語る。
段ボールも同じく、Wertstoffhofへ行って捨ててくる。自転車や家電、ガラスや陶器なども基本的にはここで捨てれる。しかもタダ。
ビン・カン・ペットボトル
ビン・カン・ペットボトルは基本的にはお金になります。以下のマークがついているものは、Pfand(ファンド)つきなので、お店に返すとお金になります。
お店には、これらのビン・ペットボトルを回収する機械が置いてあります。場所によって、ビンを入れれない箇所もあります。
入れる方向が決まっているものと、反対にしても中に入るものがあるっぽいです。下にはビールのケースを入れることができます。
大きいペットボトルは25セント、ビンは8セントというように価格が決まってます。買うときに値札を見るとPfandがいくら、と記載があります。
入れた本数によって以下のように表示されます。これは回収機によって異なると思いますが、おおむね同じでしょう。右下のPfandbonをタッチすると、その金額分のディスカウントレシートみたいなものが出てきます。これを会計時に出すことで、その金額分安くなります。
それらの記載がないものもあります。その場合、廃棄をしないといけないわけですが、どこに捨てれるのか?
たいてい、スーパーの近くに以下のようなゴミ捨て場所があるかと思います。
ビンの色によって捨てる箇所が異なり、透明なビンは白へ、茶色のビンは茶色の所へ捨てます。割れる音がうるさいため、日曜日に捨てるのは禁止されていたりします。平日でも、20時までとか時間制限があります。捨てれないわけではないですが、近所迷惑なので。
青には缶づめ系のものを捨てれます。
まとめ
茶色:生ごみ、木材、葉っぱなど
黒色:一般の燃えるゴミ
青色:紙ごみ
ファンド付きのビン・カン・ペットボトルはお店の回収の機械へ。
ファンドなしのビン・カン・ペットボトルは近くの回収ボックスへ。
プラスチック、アルミニウムはWertstoffhofへ行って緑のビニールをゲットし、そこへ捨てる。
Amazonを使うとお世話になる段ボールもWertstoffhofへ。
ギターの弦は不明だが、Wertstoffhofへ行ってスタッフに聞けばOK。金属は基本的にはWertstoffhofへ。
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