ドイツ生活5年目にしてついに乾燥機を購入しました。今の住居に引っ越してきて4年目になりますが、なぜいまさら・・・?という感じもありますが、乾燥機があると本当にラクチン!
なぜ乾燥機を購入したのか
ドイツでは洗濯物の部屋干しは禁止されているところも多いかと思います。この場合おそらく、地下に洗濯機を置くスペースがあって、さらにそこに洗濯物を干すスペースもあります。
我が家の場合、バルコニーがあります。そのため、暖かい時期は洗濯物をバルコニーに干すことができます。外から見える位置に洗濯物を干すのが禁止されている地域もあるようですが、私のところは干すことができます。といっても、バルコニーと同程度の高さの物干しスタンドを使うわけですが。
しかしながら、冬になると外に干していてもなかなか渇きません。かと言って、地下のスペースに干してもなかなか乾燥しない、若干の変なにおいがつく。一人暮らしの時には、地下に干したりしていました。しかし、冬に地下で乾燥させる場合は、乾燥するまで2~3日かかります。
地下にも暖房設備がありますが、暖房費を抑えるためにそれはあまり高い温度にならない。窓もあるものの、窓を開けて換気しようにも、地下だとあまり空気もまわらない・・・これだと乾燥にも時間がかかりますよ。
子供がいる場合、洗濯物の頻度があがるためそんなに長い時間待っていられません。そのため、我が家ではしばらくの間部屋干しをしていました。最初は綺麗だった窓のゴムパッキンに、少しずつ黒い点々が現れました。他にも、キッチンやお風呂場など、湿気が出やすいところにカビが発生したのです。
別問題の対応のために、大家さんが家にきたときにカビを見て「Oh, Scheiße!」と言っていました。その後、業者に壁を塗り直してもらったら驚愕の4000ユーロですって。
これを期に、カビ対策なんとかせねば・・・と本腰をいれることにしました。
そこで、洗濯乾燥機を購入すれば部屋干しなんてしなくてよくなるため、室内の湿度が低下し、一役買ってくれることを期待して購入しました。
さらに、毎回洗濯物を伸ばしてハンガーにかけて・・・という10分以上かかる面倒な作業から解放されることを考えれば悪くない決断かと考えました。
購入したドイツの洗濯機 Beko
さて、今回購入したのはドイツの洗濯機「Beko」。ドイツAmazonでポチっとしたら届きました。
値段は309ユーロでしたが、今みたら値段が229ユーロになってやがる!!なんだよこの値段の差は!Scheiße!
で、配達日当日は無料で部屋まで運んでくれました。古い乾燥機がある場合、それをもっていってくれるサービスも選ぶことができました。
段ボールは使われておらず、発泡スチロールのみ。男性二人で階段を上って運んでくれました。
とりあえず、まわりのビニールを取り外してみました。
上下と辺の部分のみ、発泡スチロールでガードされています。その発泡スチロールをとると、ついに出てきました。
裏面はこのようになっています。伸びている線は電源コードです。外した状態で撮影しましたが、配達時はしっかりと固定されています。
たくさんの機能があるもののEcoモードしか使わない
ドイツの洗濯機も乾燥機も機能がいっぱい。つまみにたくさんのオプションがあります。
洗濯はほぼほぼ、大人のものも、子供のものも、ジーンズもシャツも全てまとめて洗濯するので、Ecoモードをメインに使うことになるでしょう。時間のモードも使うかもしれませんが、それ以外使わない気がします。
右側にはエラーが出たときにアイコンが表示されます。その他、見えませんがKindersicherモード、つまりチャイルドロック機能もあります。説明書を読むと、運転開始後につまみを回すと、モードが切り替わって運転が続けられるらしいのですが、チャイルドロックがかかっている場合は、スタート・ストップ以外反応しないようになっているようです。
取り付けと乾燥機の使用
乾燥機は32.5キロなので、1人でも動かすことができます。傷つけないように夫婦2人で動かしました。
イイ感じにおさまりました。取り付けはとても簡単で、電源コードいれるだけでOKです。排水用のホースもついていますが、我が家のバスルームの床には排水溝がありません。それでも、乾燥機の下の扉の中に排水用のボックスがあるので問題なく使用することができます。
初めて乾燥機を使う前に、服が乾燥機対応かどうかチェックしておいた方が良いでしょう。対応不可のものが結構ありましたが、レースのついた服以外は全部いれてみました。私の好きなユニクロのアクティブジョガーパンツや、オーバーサイズドTシャツも入れました。
少し縮みましたが、許容範囲かな、と思います。
服を入れる場所の下に、ほこりを取るものがあります。それを取ってみると結構なほこりが溜まっていました。
一度回しただけで結構な量。ハンガーでほしても埃は取れるものではないのでビックリです。外に干すと花粉などもたっぷりついてしまうので、それに比べると安全なのかもしれません。
一番ビックリしたのは服の仕上がりです。外干しすると、タオルはパリッパリに渇くのですが、乾燥機では適度に水分を保ってしっとり仕上がりになったのがビックリです。
そして、排水用のボックスには500ml以上の水が溜まっていました。説明書には毎回水を出してね、と記載されていましたが、3回くらいいけそうです。満杯になったら自動で運転が止まるようになっているようです
まとめ
乾燥機を買ってよかった!乾燥機の利点は以下のとおり。
- ハンガーなどにかける時間が短縮される
- 乾燥中も部屋に洗濯物がないので邪魔にならない
- 部屋の湿度があがりにくい
- 花粉などが付かない
- 服から埃がとれる
- 天候に左右されず洗濯ができる
お高い買い物ですが、それだけの価値があるものだと感じました。乾燥機は日本では一般的ではないかもしれませんが、帰国した時もほしいもののひとつですね。
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