喉の痛みを短時間で取るために一番効く方法とは

9月になりそろそろ風邪がはやってくる時期になりました。私も久しぶりに風邪にかかり、喉の痛みも少々ありました。風邪になると、喉の痛みをどうにかしてとりたいとか検索すると思います。結論から書くと、個人的に一番効果があると思っているのは頻繁なうがいです。

検索すると出てくるようなことをひとつずつ見ていきましょう。

薬を飲む

薬を飲むことはおそらく最初の選択肢でしょう。しかし、残念ながら薬それ自体に風邪を治す効果はありません。薬を飲むことで、症状が出ない状態にするだけです。

ねばねばした鼻水を出ないようにしたり、さらっとした状態にしたり。喉の痛みも抗炎症作用によって痛みをやわらげたり。でも、ウィルスや細菌がいなくなるわけではありません。風邪の原因はいなくならないのです。

水分をよくとること

水分をよくとること。これは風邪のときに限らず大事ですね。水分をよく取ることで、喉が潤った状態を保つことができます。喉が潤っている、つまり乾燥していないということは喉に良いことであるというのは経験的にもわかっている方が多いでしょう。風邪をひいたら加湿器をつけたりして、ウィルスが活発に動かないようにしたりしますよね。水分を頻繁にとることも、それの派生でしょう。

さらに、水分をとることで体内の水分量が増えて、血液の循環もよくなることでしょう。普段から水分摂取量が少ない人にとっては、体全体の機能をあげるためにも有効です。

水分が喉を通ることによって、その周辺についている細菌が水流によって胃の方に流れていくことでしょう。つまり、頻繁に水分をとることによって、殺菌作用がないものであっても、口の中の細菌やウィルスの数を少なくすることにつながるでしょう。

喉の痛みに効く飲み物はなにか

どんな飲み物をとるのか?検索してすぐに出てくるものは、生姜湯、はちみつ湯、お茶、などでしょうか。目的としては以下の2点が大事な点でしょう。

  • 体を温めること
  • 殺菌作用があること

殺菌作用のある飲み物を飲むことによって、口内の細菌やウイルスをできるだけ少なくするということが大事そうなのがわかります。緑茶にはよく知られているようにカテキンが入っており、それが殺菌作用につながるということでしょう。個人的には、カフェインが入っているものは利尿作用があるため、水分補給としての役割としてはあまりおすすめできません。利尿作用によって、摂取した水分の半分くらいは外に出ていくことになるので、用意できるならノンカフェインの飲み物を選ぶのが良いでしょう。

はちみつ大根も殺菌作用があり、カフェインも入っていないので、おすすめされるもののひとつですね。お婆ちゃんがよく作ってくれた思い出があります。

喉の痛みに効く食べ物は

調べると喉に直接作用するもの、というよりも刺激をあたえないようなものが検索結果に出てきました。例えば、お粥、茶碗蒸し、バナナやスープなど喉に負担がかからないものが推奨されています。

フルーツでいうと、梨やりんごに炎症作用があるようで、おすすめのようです。

食べ物で重要な点は以下でしょうか。

  • 炎症作用や殺菌・抗菌作用があること
  • できれば柔らかい食べ物
  • 栄養価が豊富なこと

粘膜の修復に重要な栄養といえばビタミンAや亜鉛でしょうか。あとはビタミンCが豊富な食べ物をとるのが良いでしょう。

うがいを30分または1時間おきにする

結局、飲み物でも食べ物でも大事なことは口の中の細菌やウィルスを少なくすること。これにつきると思います。体は常に炎症している箇所の修復を行います。炎症する力が修復する力よりも大きい場合、いつまでたっても炎症が続くことでしょう。

つまり、炎症を早く治したいのであれば、その原因となるものを取り除けばいいわけです。

そこで大事なのがうがいです。コップ一杯程度の水で、30分に一度、もしくは1時間に一度うがいをしっかりとすることで、口内の細菌やウィルスをできるだけ少なくするということですね。これで、朝起きてから昼でには喉の痛みはなくなります。

次の日の朝にはまた喉の痛みが出てくる可能性は十分にあります。なぜなら、寝ている間はうがいができず、口内に細菌・ウィルスが増え、炎症作用が強くなってしまうからです。

しかし、またうがいを頻繁にするとすぐに痛みは取れることでしょう。

喉の痛みにやられている人は是非、うがいを頻繁にしてみてください。

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