ドイツに住み始めてもう4年を超えました。2つの家に住みましたが、どちらの家の窓にも虫よけの網戸はついていませんでした。そのため、スーパーなどで自分で購入し、自分で取り付ける必要があります。
調理しているものによるのかもしれませんが、キッチンについている窓の外にはたくさんのハエが寄ってきます。1,2匹なら良いのですが、7,8匹くらいいることもあります。
ドイツ人はあまり料理をしないと言いますので、あまり虫もこなくて不要なのかもしれませんが、日本人的にはこういう虫対策は必要でしょう。蜂も入ってきますし。
窓枠に取り付けるネットを購入する
まずは窓枠に取り付けるためのネットの購入が必須になります。スーパーにいけば売っていると思いますが、以下のようなものです。
中身はネットと、ネットをつけるための両面テープです。両面テープといっても、マジックテープのようなギザギザのついたものですね。
ネットの取り付け
まずはマジックテープを窓枠の長さに合わせて切ります。窓枠の長さを測っておいて、マジックテープが十分に長ければ一辺全部に貼っても良いでしょう。マジックテープの長さが足りない場合は、一部マジックテープをつけない部分をいれたりしましょう。
ネットを端っこからつけていき、余った分を切ります。つける前に切っても良いですが、ネットは伸びるのでピッタリに切るとたるみがでそうなので気を付けます。
我が家の窓は、下部は金属ですがその他は木です。こんな感じでマジックテープを張り付けた後、ネットをそこにペタっとくっつけると完成です。
キッチンにつけているネットは汚くなる
我が家のキッチンには換気扇がついているものの、その空気の出口は真上についています。つまり、換気扇についている油とりシートが空気中の油を吸収して排出しているだけ。そこで吸いきれなかった油を含んだ空気は、そのまま放出されます。それが窓に取り付けているネットにつくので、割と汚くなります。
3年ほど経過し、1週間前に汚れを取ったのですが、それでも以下のようにほこりがついています。キッチンのネットは2年おきくらいに新しいものに取り換えるのが良いかもしれません。
ネットは高いものではないので、掃除するよりも綺麗に早く終わります。
バルコニーの出入口用の大きい窓には別タイプ
バルコニー用にはちょっと違ったタイプのものを購入する必要があります。なぜなら、バルコニーに出るには開閉ができなければいけないためです。
我が家では以下のようなネットを使用しています。真ん中のラインには磁石が入っており、開けたらその磁石の重さによって自動的にパチっと閉まるようになっています。
ですが、3年ほど雨風にさらされて、午後はずっと直射日光をあびているので色あせて、ボロボロになっています。破れて中の磁石も取れてしまいました。そのため、下の方に重みがなく、開きっぱなしになるようになりました。
近くで見るとこんな感じにボロボロです。。。テープで止めたりも。。。
窓枠が木なんだけど大丈夫なのか
以前住んでいた家の窓枠はプラスチックだったか金属だったのですが、現在住んでいる家の窓枠は木。最初に紹介した普通の窓用のネットについているマジックテープは、そんなに粘着力の強いものではないので大丈夫だとは思うのですが、バルコニー用のは粘着力が強く心配です。
数年使っているせいか、はがれている部分がちらほら。取れている部分を見ると以下のようにテープ側に木がついていました。
これはおそらく、マジックテープの長さが窓の高さよりも長く、余分な部分が風などによって引っ張られて剥がれたのかな、と思います。
太陽の熱によって温められて、粘着力が弱くなった部分は以下のようになりました。
粘着物質が木枠についてしまった・・・写真の上の方には虫もついている。
これは退去するときにどうすべきか悩ましいですね・・・木枠にこのような強力なマジックテープを使っているネットを取り付けようとしている方はご注意ください。
ボロボロになったので、来年ネットを取り換えようと思いましたが、このあたりの対策を考えないといけなさそうです。
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