ドイツでWOLFSBARSCHのオーブン塩焼きをしてみた

料理

お魚のオーブン塩焼きシリーズ!今回はWolfsbarschという魚を初めてスーパーで見かけたので、購入してみました。

Googleさんに問い合わせをしてみると、Wolfsbarschとはヨーロピアンシーバスというスズキ目・モロネ科に属するの魚らしいです。モロネとは何かわかりませんが、スズキらしい。大西洋北東沿岸と地中海に生息するとのことなので、このスズキは日本では食べれないのかな?

値段

お値段は1Kgあたり14.99ユーロ。これは鮭と同じ値段でした。鮭は骨が取り除かれていることを考慮すると、こちらの方は丸々一匹で食べるところが少なくなるため、少し高いですね。

魚は右向きで売られている?

ちょっと気になったのですが、魚の顔はいつも右側を向いている気がします。日本では左を向いているような気がするのですが、ドイツでは右・・・なぜでしょう。

日本では左側が上位であること、右利きが多く、箸で食べやすいから左向きなんだとか。

ナイフとフォークでは右側向いている方が食べやすいのでしょうか・・・

うろことエラを取ってお掃除

うろこがあるので、うろこを包丁で取った後、内臓やエラの部分を除去していきます。魚は保存状態が悪いと、ヒスタミンという物質が増えるのですが、エラや内臓に特に多くなるそうです。

そのため、調理する前に取りは綺麗に除いた方が安全かと思います。

内臓は基本的には取り除かれており、基本的には綺麗なことがほとんどですが、以下のように血が残っていることもあります。この場合は包丁の先を使って切って、血管を切ったのちに洗ってふきます。

エラはついたままなので、これも落としていきます。

処理した後はこのとおり。先ほどよりも血が少なくなって、エラもなくなり綺麗になりました。

塩で臭み取り

この魚の匂いをかいだところ、魚の珍味系の匂いがしました。そんなに臭いものではなさそうですが、魚なので臭み取りをしていきます。これによって、身に含まれている余分な水分が臭みと一緒に抜けます。

ドイツ在住の方だとよく見かけると思いますが、今回のような塩をまんべんなく振るものには、我が家では以下の塩を使っています。

以下のように少しずつ出すための工夫がされているので、とても便利です。

さて、こいつを使って魚にまんべんなく塩をふります。裏側、表側、そして内側、つまり身にもふっておきます。しばらくすると水が出てくるので、下にキッチンペーパーを敷いておくのをオススメします。

今回は15分ほど放置しました。わかりにくいですが、キッチンペーパーをおしつけると以下のように、濡れます。焼く前に全体をふいておきましょう。

220度で15分、余熱で5分

臭み取りが終わったら、岩塩をミルでガリガリ挽いて全体にかけました。

オーブンに入れるので、以下のようにクッキングシートに乗せました。網があれば、網に乗せた方が良いかも。

以前のRegenbogen Forelle(ニジマス)の調理時間を参考にして、焼き時間を決めました。

少々早く焼きたいと思ったので、オーブンに入れる位置はいつもより上側。皮がパリっとなるか?という期待も。

220度で15分焼いた後、オーブンの電源を切って5分の余熱で完成。

完成!ふわふわな食感

完成しました。

どうですか!

皮がクッキングシートにくっつくので、そのままお皿に乗せました。

中はふっくらと素晴らしい焼き加減です。オーブン焼きで失敗することはなさそうです。

ニジマスを食べたときは身の大きさが小さく、ホロホロっとしていたのですが、こちらはそれよりも大き目。それでいて、ふわふわっとした食感になっていました。

大成功です。

皮はパリっとしなかったのですが、3歳の子も大好き、と食べれました。

とても美味しかったのですが、1匹しか売っておらず…子供にあげると大人の分はとっても少なくなってしまいました。

次回は3枚おろしにしてソテーかな。

850gの巨大な個体(追記)

クリスマス時期に大きなのを見つけました。おおよそ850g!そして、14インチのパソコンよりも大きい。

網にもギリギリ乗っかるくらい。大きいので、切り目をいれて火が入りやすいようにしました。尾びれも短くしました。

上から3段目にいれました。下には、脂が落ちるので、アルミホイルでガードします。

230度で25分焼いた後、火を止めて余熱で5分焼いた結果がこちら。

こちらもとても焼き具合がよく、ホロホロでとても美味しくできました。

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