日本人にとって、パラパラなバスマティライスは、カレーとかガパオライスとかに使われる印象が強いような気がします。そんな印象とは異なる料理を紹介します。
パラパラさが特徴なのに、リゾットのようにねっとりとした感じに仕上がります。
材料紹介
- バスマティライス 250g (洗わない)
- 生のソーセージ 300g
- パプリカ 1個
- にんにく2かけくらい
- 玉ねぎ 1個 (あれば赤玉ねぎが良い)
- 粉トウガラシかパプリカ粉 小さじ2
- 白ワイン 100ml
- ネギ (好きなだけ)
- トマト2個
- 生パセリ (あれば)
写真撮影時、材料を忘れてたものもあるので、いくつか移っていません。
日本だと生のソーセージを見つけるのが難しい気がしますが、ここドイツではよく見ます。値段もそんなに高くない。この画像のもので3ユーロしないくらいだと思います。
我が家はにんにく大好きファミリーなので、そして小さいにんにくが沢山あったので全てとったら、ご覧の通りまあまあな量になりました。
たまねぎは赤玉ねぎがあれば、それを使いましょう。フレーバーが普通のより良いし、見た目の色的にも良いでしょう。
パセリは乾燥パセリと生のパセリは香りが全然違います。今回は買ってくるのを忘れたので使ってないのですが、あれば使いましょう。より香りがよくなって美味しくなります。
パプリカの合理的な切り方
パプリカのタネや、ふにゃふにゃしているワタの部分を残したまま切る方法をご紹介します。普通に切るよりも綺麗に切れるし、タネを取り除く必要もないので楽です。
まずはパプリカのヘタを下にしておきましょう。パプリカのスジが入ったところにワタがついています。少しずらして包丁をおきましょう。
そして、スパっと切るとこのように。
これを繰り返します。まあ、どこから切るか、あまり意識しなくても良いかもしれません。
すると、タネはほぼ完全についたまま。ワタの部分も残ってます。もう少し、切る場所を選ぶと完璧にワタがない状態で切れるかもしれません。
ほしい部分だけを切ると、最終的には種だけになります。
作り方
材料を切る
トマトは1cm角くらいに切ります。
玉ねぎは5mm程度の厚さで、繊維にそって切ります。
にんにくはスライスします。
パプリカは上記の方法で切って、玉ねぎと同じか少し厚いくらいにします。
ソーセージは皮を取る必要があります。包丁で以下のように切り込みを入れて、中身を取り出しやすくします。
皮をひっぱると以下のように簡単に取ることができます。
炒める
オリーブオイルを使います。オリーブオイルを使うなら、健康効果を最大限に生かすためにエキストラバージンオリーブオイルを使いましょう。と、本要約チャンネルで学んだので、それしか買ってません。1L入って10ユーロくらいとお手頃な価格です。今回のオリーブオイルはこちら。
火は強火です。オリーブオイルを大さじ2くらい入れます。温まったら玉ねぎを入れて炒めます。
軽くしなっとしてきたらパプリカを全投入です。
これも軽く火が通ったかな?くらいでニンニクを入れます。後で煮込むので、しっかり火を通さなくても良いです。
軽くニンニクの匂いがしてきたら、フライパンの中心部を開けます。そして、ソーセージを良い感じの大きさにちぎって入れます。
軽く焼き目をつけると味になります。
赤い部分がなくなったら、焼き目が軽くついたら、米をいれます。米は洗ってません。
リゾットを作るときのように、米に油を吸わせます。すると少し透明な色になってくるので、それくらいでパプリカ粉、もしくはトウガラシの粉を入れましょう。子供に食べさせる場合はパプリカ粉にしておきましょう。小さじ2いれました。使ったパプリカ粉はこちら。100g以上入ってる?大容量です。
軽く混ぜて粉がなじんだら、白ワインを入れます。今回使ったワインはこちら。
ドイツのナーエ地方のワインです。料理用に買ったので安いです。1L入って2ユーロくらいかな?残りが少なかったので全部入れました。100mlくらい入れて、香りを軽くとばしたら水を足しましょう。米が隠れるくらいに水を入れます。
ここから火は弱火です。蓋をする方が良いです。
煮込み時間の目安は15分ほどですが、米によって違うので表記を確認しましょう。私は蓋をせずに煮込みましたが、水分が足りなるので何度か水を追加しました。そのため、蓋をした方が良いでしょう。
水分が少なくなってくると、焦げるかもしれませんのでたまに混ぜると良いです。以下のように、水分がなくなってネットリしてきます。
少し食べてみて、まだ硬いと思ったら50mlくらい水を加えてもう少し煮込みます。良い感じの硬さになったら、トマト、ネギ、あれば生のパセリもここで入れます。
そして、軽く混ぜ合わせます。ネギのシャキシャキがちょっと苦手、という方はネギだけを先に入れて一分ほどおいてしんなりさせましょう。
皿に盛り付けて完成です。
ソーセージによって塩味の度合いが変わります。食べてみて塩気が足りなければ塩をかけましょう。味は玉ねぎ、パプリカから甘さが凄い出てます。トマトの酸味も良い感じ。ソーセージを一緒に食べると塩味が口の中に入り、パーフェクトです。
辛味が足りないな、と思ったらこれ。
そう、キャロライナリーパーです。220万スコヴィルと書かれています。世界一辛い認定されただけあって、悶絶の辛さです。耳かき1杯もかけるとヤバイです。つまようじに付いた分だけで良いのでは?と思うくらい辛いです。1年以上前に購入したにも関わらず、減っている気がしません。
普通に上からかけると、粉が小さいため、宙に浮遊して顔について大変なことになります。顔が痛くなるので、人のいないところに行って、できるだけ皿に近づけてトントンします。フタは締めたまま、上部についている粉を落とすだけ、の感覚です。
あまりに危険なため、袋に入れて保管し、できるだけ袋にいれたまま使ってます。
このレシピ、とても美味しくておかわりする手が止まりません。
ありがとう、ゴードンさん。元ネタはこちら。
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