ドイツでキヌアトリコロールを調理してみた

料理

いつものように買い物をしていたら、キヌアを安い価格で発見した。赤いキヌアを4ユーロちょっとで買ったことはあったが、それに比べて安い。発見したのはこちら。

キヌアトリコロール。フランス語で3色という意味らしい。3種類のキヌアが400g入って2ユーロくらい。なんて安いんだ。

このBioマークもついていて、安心安全だ。

日本よりも厳しい基準で審査され、合格したものにしか付かない印で、安心・安全を買うことができる。にもかかわらず、2ユーロという低価格。

Youtubeの本要約チャンネルをよく見ているんですが、米の代替品としてキヌアが良いでしょう、というのを見たのでさっそく買ってみた。味の想像がまったくできない。

栄養価が高く、ミネラルや食物繊維が豊富。こちらのサイトで白米との比較をするとわかりやすい。

キヌア:DM三井製糖
南米アンデス原産の穀物、キヌアの特長、栄養成分表、商品一覧。たん白質、ミネラル類、食物繊維、必須アミノ酸を含む栄養価に優れたバランス栄養食。家庭用、業務用、粒、粉末、パフ、焙煎キヌアなど。

白米に比べて100gあたり、食物繊維は11倍(5.5g)、タンパク質は2倍(12.9g)だ。カリウム、マグネシウム、鉄も豊富。

キヌアを調理する

さて、製品に記載のあるとおりに調理してみた。

キヌア:400g
水:800ml

キヌアを網目の細かいザルにいれて洗い、沸騰しそうなお湯にドボン。そして、沸騰しない程度に弱火で15分待つ。

そうすると、写真のようにアクが出てくるではありませんか。

なので、ザルにあけて水をかけて洗いました。

重量を測ればよかった。とにかく大量で、400gは明らかにやりすぎた模様。

かなりプチプチ食感。味付け前に食べてみたら、味はTHE・穀物、という感じ。若干のクセはあるものの、一緒に調理する素材の味に染まりそうな感じです。なにに合わせてもいけるのではないかと感じました。

キヌアミートソース

冷凍しておいたミートソースで味付けをして、タンパク質を追加するためにカッテージチーズだか、リコッタチーズやらを添えて出来上がり。

当然、バリラやディチェコのパスタの方で作った方が美味しいのだけど、たまにはこういうのもあり。プチプチ食感が楽しく、トマトの酸味や肉の味もよく感じます。米やパスタに比較して、かむ回数が自然と多くなりました。そのため、量を少なくしても満足できると感じます。

鶏の竜田揚げ

竜田揚げにの衣にキヌアを入れることによって、よりガリガリ感が増します。そこに、穀物の香ばしい香りがのります。大量消費できるわけではありませんが、個人的にはイチオシの食べ方です。

パイ生地でキヌアキッシュ

キッシュであれば大量にキヌアを消費することができます。

材料
パイ生地
キヌア
30%生クリーム 100ml
トマト
ベーコン
ほうれん草
卵 2個
味の素の固形コンソメ 半分

ドイツでは1ユーロくらいで、パイ生地を購入することができます。ピザにも使えるし、ビールを飲むときに簡単に美味しいおつまみが作れるため、大活躍するアイテムの一つです。色々な店にパイ生地がおいてありますが、パッケージは異なります。

ほうれん草とベーコンをバターで炒め、軽く塩コショウで味付けします。火が入ったら一度それをお皿によけておきます。

バターを少し追加してキヌアを投入し、キヌアにバターの香りをつけていきます。キヌアを茹でてから2日経過したので、念のためこの工程を入れましたが、すぐに作る場合はしなくても良いでしょう。
生地の中にキヌアを広げて入れていきます。

ボールの中に炒めたベーコンとほうれん草をいれ、卵2個、生クリームを100ml入れて混ぜます。その後、生地の中に流し込みます。

トマトを切って、上にのせ、チーズをたらして準備完了。写真はチーズ忘れた。

オーブンで220度で20分程度焼いたら完成。

良い感じです。切ってみるとこんな感じ。

まとめ

キヌアは食感がしっかりしているため、ダイエットする場合でも、かむ回数が増えてお腹が満たされます。また、白いお米よりも食物繊維も栄養素も豊富であるため、とても良い食材です。

スーパーフードと言われているので、米や白いパンのかわりに積極的に食べたいものです。鶏の竜田揚げだと、ご飯も進みますけど。
トマトとチーズとアボカドと合わせてサラダにしてもおいしそう。

3日の間に4品のキヌアレシピを試せました。1品はカレーピラフ的なものを作ったのですが、出来上がりの写真を取っていなかったので、紹介せず。

皆さんもスーパーフードのキヌア、ぜひお試しあれ。

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