年に2回ほどしか手に入らないラム肉を骨ごと3時間煮込んでみた

ドイツ

札幌出身の私としては、ラム肉はソウルフード。しかし、ここドイツではなかなか見ることができません。冷凍のラム肉が普段からLammfiletとして売られていますが、味が付けられているし、高いのでなかなか買いません。

しかし年に2回ほど、オーストラリア産のラム肉の冷凍がLidlというスーパーで売り出されるのですが、これを毎年楽しみにしています。いつも何月に出るのか忘れるのですが、今回は11月の終わり頃でした。次は3月のイースターかな?

さて、そのラム肉がこちら。

重量はなんと2Kg超え!子供を病院に連れて行った帰りに、スーパーへ寄ったら発見してしまいました。2つ購入。1Kgあたり約14ユーロ。鶏肉や豚肉よりは高いですが、牛肉やカモ肉よりは安い。

ラム肉をカットする

常温に置いておき解凍してから切ります。

V-Marktというスーパーでポイントを集めて、22ユーロくらいでお肉用の包丁を安く購入したのでこちらを使っていきます。

開けて見るとこんな感じ。爪に刃を乗せて見てもそんなに食い込む感じはありませんでした。

しかし、お肉を切ってみるとスッと入りしっかりと切れます。包丁の幅が三徳包丁よりも細いため、摩擦が少なく切りやすいです。手にもなじむし良い感じ。大きいお肉を切るのに良いですね。

骨に沿って切ってみると綺麗な赤い色が出てきました。写真は撮り忘れてしまいましたが、お肉は300gぐらいづつラップに包んで冷凍保存。

骨はこの後しっかり煮込むため、周りのお肉をしっかりとる必要はありません。

骨ごと圧力鍋で3時間煮込む

骨は軽く洗って、圧力鍋にポイっと。ラム肉の匂いが気になる方は匂い消し用の香味野菜を入れた方が良いでしょう。前回は何も入れなかったのですが、かなり強いラムの香りがしました。水分量の差かもしれませんが。。。

骨が全部浸るくらいの水を入れてまずは沸騰させます。そうするとアクが出てくるので、それを取ります。

アクを取った後、親指くらいの大きさで生姜スライスと、セロリを3茎分入れました。3ちぎり分という方がわかりやすい?

3時間圧力鍋にかけた結果がこちら。色が黄金色になりました。セロリの香りはまったくありません。皆無です。これに塩を少々入れるだけでおいしいスープの出来上がりです。

お肉は簡単に骨から取れます。ホロッホロ。骨はこのとおり、ツルンツルンです。3時間も圧力鍋に入れておいたのに割れる気配がありません。トンカチ使ったら割れるんでしょうが・・・

野菜鍋にしてお肉といただく

さて、スープとして食べたいので大量の白菜、ジャガイモ、ニンジンをいれます。なんとなく香り付けにトウガラシも入れます。この分量に対して塩を小さじ1だけ入れておきました。

この間にお風呂に入っていたので、結局40~50分くらい煮込みました。

見てわかるでしょうか。お肉が崩れています。肉は固くなることなく、繊維が崩れて口の中でホロホロとしていきます。塩が少なくても、ラムの香りが立っているため、とても美味しいです。

ラム肉はおいしい

お肉を買った当日は、切ったお肉を焼いて食べました。2つ買って、合計4Kg以上買ったのに、次の日にもう一つ買いに行きました。合計6Kg。

買い物から帰ってきてから、骨を圧力鍋に入れて放置するだけ。時間はかかりますが、まったく手間がかかりません。カレーへの相性も抜群です。

こちらは残ったスープに、自家製のスパイスカレーの元を入れて作ったスープカレー。

ビールが進む。。。

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