ドイツ旅行時に知っておくと、ちょっと良いこと

朝ご飯はスーパーで揃える

ホテルの朝食は結構高い。どこもだいたい15〜20ユーロくらいするでしょう。食費は外食したり、ホテルの朝食をとったりすると結構高いため、スーパーで買い物をしたほうがコストを低く抑えられるでしょう。私は基本的には、スーパーでパンとハムやチーズを買って朝食としています。家族で出かければ、4人分の食事を10ユーロ程度にすることができます。

ホテルで揃えられている食事は基本的には、数種類のパン、野菜類、飲み物、ハム、チーズ、それに加えてミューズリーなどです。調理されたものが並んでいるのを見た記憶はありません。覚えていないだけかもしれませんが・・・
食材を単純に切って、並べられたものが大部分だと思います。温かいご飯やスープなんかも基本的にはありません。パンはおそらく焼き立てでしょうが。そのため、高いお金を払って期待するよりは、スーパーで揃えて買うようにしています。

スーパーでご飯を揃えようとするとどれくらいかかるのか?例えば、クロワッサンはおおよそ50~60セント。プレッツェルはどこもだいたい29セントくらいで買えます。1人で食べきれないような大きいパンでも、2ユーロとかで買えます。ポイントはスーパーの中に入っている、焼き立てパンコーナー(?)みたいなところで買うことです。パン屋はあちこちにありますが、パン屋で買うとどれも1ユーロ以上するのであまり節約にはなりません。

ハムやチーズも安いものは2ユーロしないで買えます。ヨーグルトも種類が豊富で、50セント前後で1人分の小さめのものも買えるし、500g入ったものでも1ユーロちょっとで買えます。

朝ゴハンは前日に購入する場合は、柔らかいパンを買うとよいでしょう。当日買う場合は、場所によっては7時からあいていることもあります。8時にはオープンする店が多いので、起床時間をそんなに早くする必要がない場合は、朝に焼きたてパンを買うのもありでしょう。

車を運転する場合は速度制限に気をつける

ドイツといえば速度無制限のアウトバーンがよく知られています。どこでも速度無制限だと思っている方が多いですが、実際はそうでもありません。120kmのところだったり、工事中のため60kmのところもあったりします。

速度制限のある箇所で、わりと大きな街が近くにある場合はスピードカメラが設置されていることもあります。カメラの前で速度超過すると赤い光でパシャっと撮影され、後日郵送で違反の証拠写真と違反金の納付情報が送られてきます。

特に注意して運転したいのは町中です。ドイツの町・街に入る前には、必ず黄色い看板があります。これは、「ここから町に入るので速度制限が50kmですよ。」と知らせるものです。町中に入る前には50kmまで速度を落としましょう。町中に入って割とすぐの場所に、スピードカメラが結構あります。以前、ホーエンツォレルン城というところから帰る際、高速道路がない経路だったのでいくつも町を通ってきましたが、合計で10個以上はスピードカメラがありました。1度も速度超過はしていないと思いますが、もし、撮影されたことに気づかなければ1日で複数回の違反をすることになってしまいます。

スピードカメラは遠くから見えないような位置に隠れていたり、スピードが出やすいところに設置されていることが多いです。町に入って、カーブになっている道の奥に設置されていたり、坂道になっていてブレーキを踏んでいないと70kmとか出てしまうような道に設置されていたりします。スピードカメラを見たことがない人は、その大きさにも関わらずカメラの存在に気づかないかもしれません。実際、私の父は助手席に座っていましたが、言うまで気づきませんでした。

車は基本的に駐車場に駐車する

日本からくると、道路の脇にたくさんの車が駐車されていることにびっくりするでしょう。そして、ここは駐車しても大丈夫なんだな、と思って駐車して違反金を支払うことになる、というのは良くあることかもしれません。

コロナ前までは無料の箇所もありましたが、田舎にある我が家の近くでさえ有料になってしまっているので、基本的にどこも有料だと思ったほうが良いでしょう。止めてある車を見ると、チケットや許可証がフロントガラスから見えることでしょう。

周りの看板に「mit Parkschein」と書かれている場合は有料です。車上荒らし等の危険性も考慮して、出来れば屋内駐車場に止めるのが良いでしょう。ホテルに泊まる場合は、ホテルの駐車場を使いましょう。ホテルの駐車場は有料なところが多いですが、周りよりも少し安いことも多いです。なにより、敷地内にあるので安心です。

冬に来る場合は金属のついていない靴にしよう

ドイツは日本と似たような緯度にあるため、冬には雪が降ります。大きな街ではわかりませんが、少なくとも私が住むバイエルン地方のはじっこでは、道路に塩をまいています。塩をまくことで路面の凍結温度を下げる効果があるんだと思います。アイスを作るときに、ボウルに氷を入れて塩を振って、その上で作業したりすることありますよね?それと同じ原理です。

これによって、雪が溶けるのを促進しているものと考えられます。当然、冬靴にも塩がたくさんつきます。私の冬靴は紐を通す箇所が金属になっていますが、ここを拭いたりせずに保管していました。その結果、次の年に出してみたら真っ白な塩がガッツリとついて・・・靴紐が塩によって金属部分にがっつりとくっついた状態になってしまいました。そして、金属部分は錆びて、紐通しの部分が1箇所とれてしまいました。

大事な靴がさびてがっかりしないように、冬に来る際は靴に金属がついているかどうか確認したほうが良いでしょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました