タイトルの通り、変な形のカボチャを見つけました。売り場の下に短い説明書きがあったのですが、そこにはたしか「Leicht süß」みたいなことが書かれていました。つまり、軽く甘味がありますよ、と。
ドイツで、日本のようなカボチャを期待して買ったものは全て大しておいしくないことがほとんどでした。バターカボチャやホッカイドーという名前のカボチャも試しましたが、大して美味しいものではないな、と。
で、今回変なカボチャを見つけたので、好奇心から買ってみました。それがこちらです。
なんかもこもこしてる。裏面はこちら
売り場に記載されていた名前の写真を取らなかったので、もしかしたら間違えているかもしれませんが、調べるとPatisson kürbisという種類のように見えます。日本語ではパティパンカボチャというようです。
中身は白っぽく、種は少し小さめ
さて、カボチャを切ってみるとこんな感じでした。
白っぽい色です。白っぽいっていうことは味も薄味か?
種とワタを取ってみましたが、日本でみるカボチャよりも少しだけ小さい?カボチャによりけりですかね?
ワタは少し水っぽい感じがします。日本のカボチャがどんなものだったかはちょっと遠い記憶ですが・・・
バーミキュラを使ってじっくり無水調理
さて、この記事を書く前は名前も知らなかったためレシピ検索をしませんでした。そのため、調理後にこのレシピは失敗だ、と気づきましたが、時すでに遅し。
カボチャは日本のカボチャのように切りました。日本の固いカボチャと比較すると、かなり楽に切れるような気がします。
カボチャは全部切ってバーミキュラの鍋に入れました。
塩と砂糖をひとつまみ、水を大さじ3いれて弱火でじっくり。
カボチャの味を知りたかったため、出来るだけ味付けはなしにしました。
さて、出来上がりは・・・
水分をちょっと吸っているように見えます。
食べてみると・・・
なんじゃこりゃ・・・とても水っぽい。日本のようなカボチャをイメージして食べては絶対にいけない。食感はすじっぽいメロンのような。繊維の少ない大根を柔らかく煮たような感じ、と言えば伝わるでしょうか。
いや・・・これはどっちかというとズッキーニに近いかもしれない・・・
皮はちょいと固め。食べれるけど微妙な感じ。
3個ほど食べたものの、やっぱり美味しくない。少し冷めたのを食べてみると、さらに美味しくない。
ここで、大きな決断をしました。
ゴミ箱へポイっと。。。この1.1Kgのカボチャは3ユーロほどだったが、日本人の感覚からすると、これをカボチャとして買うならジャガイモを買うべきでしょう。
カボチャとして調理せずズッキーニとして扱うべし
これはおそらく、焼き目をつけてあげた方がおいしい気がします。これを味のメインにしては絶対にいけない。トマトスープの中に入れるなり、クミンをオリーブオイルで焼いて、最後に醤油を少しかけてみたりするくらいで良いかも。
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