ドイツのスーパーにいくと、いくつかの種類の卵が陳列されています。1.8ユーロくらいのものから4ユーロくらいのものまで。イベント用の色が塗られている卵もあります。
前は10個入りで2ユーロしないような安い卵を買っていたのですが、最近は少しランクアップさせてみました。本要約チャンネルを見るとよく出てくるのですが、少し高い卵は栄養素が安いものに比較して多く入っているらしいです。
そのため、我が家では3ユーロくらいのものを買うようにしています。基準としては
- 放し飼い (Fleilandhaltung)
- Bioっぽい
の2点だけ。Bioかどうかはしっかりと見てはいないのですが、それっぽいものを選んでいます。
放し飼いにすることで、鶏のストレスが減るはず。ストレスが減るということは、元気であり、病気にかからないように抗生物質を使う、ということもないのかな、と思っています。Bodenhaltungの卵は買わないようにしています。
いま家にある卵はこちら。
上の卵はBayerische Eierと書かれている通り、バイエルン州のもの。バイエルン州に住んでいるので、地元の卵は買いたくなります。確か3.2ユーロほど。
下はディスカウントストアのNORMAで買った卵だと思います。たしか、2.6ユーロくらい。こちらには、「Ohne Getechnik」と左下に記載があります。薬使ってませんよ、っていう意味だと思っていましたが、「遺伝子組み換えではない」、という意味のようです。
パッケージはリサイクル紙で作られているように見えます。欧州ではプラスチックは排除する方針だからでしょう。
ちなみに、サイズがMとかLとかありますが、サイズによって値段が変わることはないようです。スーパーの同じ箱に、MとLが混在していたりします。Lを見つけることができれば、Lを買うようにしています。白身が多いわけですから、栄養素をより多くとれます。
卵に羽がついていることもある
卵はスーパーでは常温保存されています。殻の洗浄がされておらず、クチクラという卵の表面を覆っている膜がついた状態です。見えるものではありませんが・・・。
これにより、長期の保存が可能になっているようです。洗浄されていないため、卵のパックを開けると羽がついていることもよくあります。
ちなみに、購入時に卵が割れていることもあるため、パックを開けて、中身を確認するのは必須です。
サルモネラ菌の危険性をできるだけ排除するため、卵かけご飯を食べたいときや、ティラミスに使うときなどは、少々値段がはりますがBioのものを選ぶようにしています。
値段が高いということは、管理に手間をかけているということなので、安いものよりは安全でしょう。安全性の保証はしませんので、生卵を食べるときには自己責任でお願いします。
日本では殻が洗浄されていることがほとんどだと思います。クチクラが卵の表面にはないため、保存期間が短いかわりに、生食が可能です。
卵の殻の色
こちらは緑のパッケージに入っている卵です。こちらは白い色ですね。
こちらはバイエルン州で作られた方の卵です。濃さは様々ですが、綺麗です。
卵の黄身の色
左側はバイエルン州の卵、つまり殻の色が濃い卵です。右側は白色の殻の卵。
黄身の色を比較すると、殻が濃いものは色が濃いですね。
計量カップの中にいれたのは失敗だったかもしれません。鮮度の良さがこれではわからない。
鮮度の良い卵は白身が強く、形が崩れないと聞きます。と、いうことで、別の日にお皿に割ってみました。
若干まわりに広がっている部分はありますが、メインの白身はしっかりと形を保っています。鮮度の悪い卵は、白身が広がってしまい幅広い大きな目玉焼きができることでしょう。
ゆで卵にした時の色はこんな感じ。ゆで卵って飽きないですよねー。
パッケージ内部に記載されているもの
こちらは緑のパッケージ。
コード番号が載っています。左に3つの数字があります。
- 0: 有機生産
- 1: 放し飼い
- 2: 平飼い
この卵は1なので、放し飼いです。Bodenhaltungの卵も以前は買っていましたが、健康には0か1が良さそうなので、もう購入していません。
その他、生産国と納屋番号が書かれています。
こちらはバイエルン州の卵のパッケージ。こちらはより多くの情報が書かれています。卵の成分表示が書かれているなんて。日本では見たことない気がします。
こちらも、生産方法、生産国、納屋番号。卵は1つおおよそ50gなので、6.5gのタンパク質ですね。卵にはビタミン類やコリンなど色々な栄養素がありますが記載はありません。
この表記の種類はどの製品でも同じですね。
まとめ
栄養価が高いといわれるオーガニックな卵を選びましょう。健康的にBioでOhne Getechnikな3ユーロ前後の卵を買うのがよいでしょう。以下のものが良いと思います。
- Ohne Getechnik
- Fleilandhaltung
- Bio
Bodenhaltung以外のものが良いかと思います。
参考になれば幸いです。
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