3歳と5歳を連れて真冬のロンドン旅行4日目

4日目のロンドン旅行はセントポール大聖堂とロンドン塔がメインです。3日目の記事はこちら。

セントポール大聖堂

Earl’s Court駅からDistrict線に乗ってMansion House駅で降りました。駅からすぐ近くなので、歩いていくとドドーンと大きいセントポール大聖堂が!!大迫力。写真の中心に見えるドームのところまで階段を使って登っていくことができます。なんなら、十字架のちょっと下のところまで上がることができます。

ちなみに、入口は写真の左側の方です。私は入口がわからなかったので、右の方から一周してしまいました。

大人一人26ポンドを支払って入場します。オーディオガイドは無料で貸出しています。日本語でも聞けるので時間がある方はオーディオを聞きながら行くと良いでしょう。私は色々なところでオーディオガイドを借りてきましたが、なかなか頭に入ってこないので、たまにしか聞きません。

中に入ると素晴らしい作りです。写真の上部にある窓ガラスがある箇所の下が、ドーム状のホールのようになっています。ここには階段を使って登ることができますが、写真は禁止されていたので撮影はしませんでした。この場所では、壁に向かってひそひそと話すと、反対側にいる人に伝わるような作りになっているそうです。意図して作られたものではないらしいですが、面白いですね。

なお、このドームの上の方まで行く階段は、上の写真の右側の方にあります。全部で528ステップあるそうですが、最初の方は一般的な階段の半分くらいの高さになっています。しかし、上記のドームの部分からさらに上に行こうとすると、下の写真のような狭い通路を通っていく必要があります。

頑張って登って行くと、ストーンギャラリーというポイントにつきます。椅子もありますので、体力に自信のない方はここでゆっくりすると良いでしょう。

ここからもすでに良い感じの景気を見ることができます。

さて、ここからゴールデンギャラリーという一番上のポイントまで登って行きます。ここからはこれまでと作りが少々異なります。高所恐怖症の人にはちょっと辛いかも?3歳と5歳の子供も頑張って少しずつ登っていきました。

残り10ステップくらいのところまでくると、係の人がいてこんなのがあるよ、と教えてくれました。これは大聖堂を上から見ていることになります。かなり高いところまで登ってきたものです。

一番上まで、つまりゴールデンギャラリーまでくるとこういう景色が見れます。真ん中の大きな建物がロンドンで一番高いシェードという建物。左側の方にはうっすらタワーブリッジが見えます。このゴールデンギャラリーは狭いので、人が多いときにはあまり長居はできなさそうです。手すりと柵は当然ありますが、子供は怖がっていました。

階段を下りて、大聖堂まで戻ってきてもう一度、先ほどのぞいた穴を下から見てみました。天井にあるあの小さな丸い光が、先ほどいた場所です。

大聖堂をぐるっと見てまわって、外に出ました。ロンドンにあるこういう建物の外観は神殿っぽいものばかりです。ドラゴンクエストっぽい。

良い値段しましたが、高いところから良い景色も見れたし、中も綺麗だし、大満足でした。

レドンホール・マーケット

さて、セントポール大聖堂の次は歩いてレドンホールマーケットです。目の前で工事中していてちょっとわかりにくかったのですが、アーケードがあって、発見しました。これがレドンホールマーケットです。

このアーケード内の店の外観は全て同じような感じでした。赤っぽい色がついていて、それぞれの店の場所に番号がついています。

下の写真のお店の柱の右側、フクロウが描かれた看板があります。2000年、2001年にハリーポッターと賢者の石の撮影で使われた場所ですって書かれてました。このお店は使われたのかな?外は工事中ですし、中は空っぽでした・・・

ここがダイアゴン横丁につながる「漏れ鍋」というパブのロケ地のようです。。。すっからかん。

確かにアーケードの外観は綺麗でしたが、ショッピングができるようなお店があるわけでもありませんでした。服やジュエリー、その他パブがメインなのかなっていう感じでした。パブは沢山あったので、はしごしてみるのは楽しいかもしれませんが、わざわざこなくても良いかな・・・というのが正直な印象です。

Lamb Tavernでお昼ご飯

お腹がすいたので、レドンホールマーケット内にあるLamb Tavernというお店にきました。1階はテーブルがなかったように見え、2階だか3階がレストランだったので、レストランの方へ来ました。とても、愛想のいい親切なスタッフがビールの説明をしてくれました。

ギネスに旅をさせるな、という言葉があると聞きます。つまり、ギネスビールが出来たらできるだけすぐに飲まないと美味しく飲めないということらしい。ギネスビールはアイルランドですが、ロンドンなら1時間ほどで空輸できるようで、本場のギネスと変わらないということを聞いていたので注文しました。もう一つは、左側にあるオレンジ色のマークのロンドンビールにしました。

ギネスもロンドンビールもどちらも炭酸が少なめ。それでもどちらも美味しいビールでした。

食事はサラダ、メイン、デザートのついたコース料理(22ポンド)を1人分注文。あとは、子供用ハンバーガー(10.5ポンド)と、シェファードパイ(22ポンド)を注文。

まずはサラダ。チーズの良い香り。ちなみに、とりわけ用に小さいお皿も持ってきてくれました。ドイツでは大きいお皿しかもらえませんが、ロンドンでは小さいお皿をもらえました。ロンドンにはシェアする文化もあるのかな?

こちらは、子供用に注文したハンバーガー。一口もらいましたが、その辺のハンバーガーとはまったく違ってウマイ!パンは見た目からすごく良いのはわかりますが、肉がもうヤバイ。炭火に直接あてて焼いたのかな?と思えるようなスモーキーでこうばしい香りがしました。最高に美味しいハンバーガーでした。子供も大満足。そして、安定のチップス(フライドポテト)。

こちらは鶏肉。ほろっほろで、下にはマッシュポテトが敷いてあります。絶妙に美味しい味付けでした。

こちらはシェファーズパイ。もう見た目が美しい!

中身はこんな感じで、とっても食べやすい。ロンドンに美味しいごはんはないとか言ってるやつはどこのどいつだ?美味しいものしかないぞ!日本人の舌にバッチリ合います。もったいないので、一口を小さくして、美味しい食事とビールを楽しみました。

最後に出てきたのがこちら。上にのっているのはアイスクリームかと思ったら、バターのような生クリームのようなものでした。全然溶けず、濃厚なバターっぽい風味。調べてみるとクロテットクリームというものらしいです。生クリームとバターの中間に位置するもののようです。このデザートもまた感動しました。

なお、チップは12.5%ほど会計に組み込まれていました。

ロンドン塔

美味しいごはんを食べ終わって、幸せいっぱいの気分でロンドン塔へ向かいます。スカイガーデンの横を歩いて通って到着。これがロンドン塔。どこが塔やねん!とつっこみを入れたくなるような外観です。塔というよりも、城なのでは?なんなら小さい城下町みたいな。

入場券を買ってからロンドン塔に入ります。入口が城です。

中に入ると城下町のような感じがします。ドイツのニュルンベルクの旧市街に似たような雰囲気を感じます。写真の右側に階段があり、そこから城壁部分をわたっていきます。

すると、右側にはタワーブリッジを見ることができます。

そして、塔の内側には家らしきものがあります。それぞれの場所に、何かしらの展示がされています。16時半というちょっと早い時間に閉まるため、残念ながら全て見る時間がありませんでした。

そのため、周りの外壁のところをちょっと見た後、中心部にある建物に入りました。ここには、兵士や馬の鎧や剣、銃や大砲などが置いてありました。個人的には結構好きな感じでした。

それからこちらの宝石館みたいなところを見ました。こちらの中は撮影NGでしたが、かなり綺麗な宝石がたくさん並べられていました。ロンドン塔にきたら必ず見るべき場所でしょう。

Sugar Quay Jettyからタワーブリッジを見る

ロンドン塔に入るために、チケットを見せて入場した後の場所から、ショップに入ることができます。しかし、ショップへは一方通行であるため、タワーブリッジの写真を撮りたい方は、ショップに入る前に沢山撮影することをオススメします。

私はショップに入ってから気づいたため、良い写真スポットで取れませんでした。こちらはシュガー・キー・ジェティー(Sugar Quay Jetty)という場所から撮影しました。

ロンドン橋からタワーブリッジを見る

ロンドン塔からバラ・マーケットへ向かうため、ロンドン橋を渡りました。ここからも綺麗な夜景を見ることができます。

バラ・マーケットで食事ができず、タコスで夕食

バラ・マーケットに到着したものの、ついたころにはどこもかしこも閉店作業中。。。事前に時間を確認せずに来てしまった。ごはんを食べようとしたのに大失敗。子供は疲れていて、ロンドン塔からほぼ抱っこしてきたのに。

お店については何も調べてこなかったので、適当なお店に入りました。Tacos El Pastorというメキシカンなお店。この辺にも色々とパブがあったように思えますが、なぜかタコスチョイス。

ロンドンなビールはないということで、ペールエールを注文。缶の蓋が開いていると、薬が入れられている可能性があるとか聞くので、缶がそのままくるというのはそういうことなんでしょう。

タコスのお店に入ったものの、タコスをよく知らないという客は私です。色々聞いて、メニューに載っていないオススメ1つと、メニューから1品選んで持ってきてもらいました。

こちらはサルサソースが3つ。緑色はコリアンダーベース、つまりパクチーベースのサルサソースでしたが、これが一番おいしかったです。

多分こちらがオススメされた裏メニュー。子供には少々辛かったようですが、お肉少しと生地を5歳の子は食べてくれました。

美味しいことは間違いなしですが、ロンドンにきてタコスにしたのはちょっともったいなかったかな、と思いました。

シメのビール

頑張ってホテルへ帰って、シメのビールです。

ペールエールのさらに向こうへ。って書いてます。いや、これ美味しい。

それと、ブロンズビール。

どのビール飲んでも美味しく、失敗なしです。

この日の歩数は15984歩でした。

5日目に続く。。。

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